うつ病になったら受給可能【障害年金で生活をサポート】

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障害年金について学ぶ

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障害年金の種類

うつ病などで受給が可能となる障害年金と言っても大きく分けて3種類あり、それぞれ受給対象者が違ってくるため事前に把握しておくことが大切です。社会人や社会保険に加入しているアルバイトの方が主な対象となっている障害年金に「障害厚生年金」があります。障害厚生年金は等級が1~3級となっており、配偶者の加算や18歳未満の子どもがいれば子の加算があります。配偶者や子の加算がある場合、より多くの金額が受給されることになりますがそれには条件があります。配偶者の加算条件としては等級が1~2級で配偶者が65歳未満、障害年金や退職年金の他に老齢年金を受け取っていないことや年収が850万円未満などです。また、子の加算条件も配偶者の加算条件と似ており、生計同一関係があることや18歳未満、年収が850万円未満であることが挙げられます。生計同一関係というのは何も同じ屋根の下で生活していることが対象となるわけではなく、別々に住んでいたとしても仕送りをしていたり、扶養に入っていたりする場合は生計同一関係が認められます。基本的に障害厚生年金は年金事務所が窓口となっているため、自宅近くの年金事務所を利用するようにしましょう。
主な受給対象が自営業やフリーター、主婦や学生となっているものに「障害基礎年金」となっており、等級が1~2級となっています。うつ病の等級が3級と診断された場合、障害基礎年金だと受給の対象外になってしまうのです。また、配偶者の加算がなく18歳未満の子どもがいる場合は子の加算があるのが特徴となっています。障害基礎年金の場合は年金事務所以外にも市区町村役場が窓口となっています。
最後に「生涯共済年金」というものがあり、これは受給対象者が主に公務員となっています。障害厚生年金と同様に1~3級の等級が受給対象者となり、配偶者と子の加算もあります。自身が加入している共済組合が窓口となるため注意しましょう。

等級の基準

うつ病は身体的症状のみならず精神的症状もあるため等級が異なることもありますが、基本的には軽度のうつ病である3級の場合、仕事に支障を来すレベルとなっています。健常時と違い仕事がままならなくとも、日常生活は一人でちゃんと送れるという方が3級となるでしょう。また、2級になると日常生活に支障を来すゆえにサポートが必要になる場合やサポートがなくとも日常生活が送れはするが仕事はできないという時に2級となります。本来は2級だけれど3級と判断がくだされることもあるので注意しましょう。そしてうつ病でも最も重症だという場合に1級となり、日常生活も常時サポートがないと送れないといった方が対象になります。等級が高くなるほど障害年金の受給額も高くなる仕組みです。

等級が下がることもある

うつ病になって障害年金の受給を申請した場合、ずっともらえると思っている方もいますがそんなことはありません。障害年金の受給は期限が決められている他にも、定期的に診断書の提出が義務となっているため診断書を提出しなくてはなりません。その場合、うつ病が改善されつつある場合は等級がくだされず障害年金の受給が停止することもあるでしょう。そのため、ずっともらえるものではないと把握しておくことが大切です。また、1~2級で配偶者の加算や子の加算がある場合の方も3級になると加算されなくなってしまうので知っておくと良いでしょう。

障害年金の受給中に結婚

人によっては障害年金受給権が発生している間に結婚をするということもあるでしょう。その場合、障害厚生年金や障害基礎年金で等級が1~2級であれば配偶者の加算対象になります。そのため、障害年金受給権が発生して結婚をした人は配偶者の加算手続きをしておくと良いです。

その他の制度も活用

うつ病になった場合は障害年金の受給申請をするかと思われますが、他にも経済的負担を軽減してくれる制度もあるため活用するようにしましょう。まず、うつ病患者は精神障害者保健福祉手帳を申請することができます。精神障害者保健福祉手帳があると税制上の優遇措置がとられるため、支払う税金を抑えることが可能です。それ以外にもうつ病になると何度か病院を訪れなくてはならないため、交通費がかかってしまうでしょう。しかし公共交通機関の運賃が割引になるので交通費の負担を減らすことも可能です。また、自立支援医療制度を利用すると病院代の自己負担額を1割にすることができるためトータルで大幅に経済的負担を軽減できると言えます。自立支援医療制度は所得によって一ヶ月あたりの自己負担額に上限が定められることもあり、一定所得以下で本人収入が80万円以下の場合は一ヶ月あたりの自己負担上限額は2500円となっています。また、80万円を超える場合でも一定所得以下であれば上限額は5000円となります。上限が設けられているため、一ヶ月に数回病院に通ったとしても医療費が高額になるという心配もないでしょう。そのため、経済面の心配をなくしてうつ病治療に専念することが可能です。